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あんなに弱って、自分があと少しで死んでしまうとわかっているのにあんな笑顔が出来るなんて。

□ いい人・やさしい人のお話 5 □
819: おさかなくわえた名無しさん ID:ax2IguJo

いい人とは違うかもしれないけど。思い出。

小学生の頃に、親に連れられて遠い県の病院へ行った。親戚のおじいさん、俺は一度も会った事のない
全然知らない人なんだけど親にとっては恩人というか大切な人だったらしい。
で、手を引かれて個室に入ったんだけど、そのおじいさんが凄い衰弱してるんだよね。
チューブやら点滴やら、何本ものビニールの管に繋がれてるのよ。痩せてて、遠くを見るような目で…
一瞬びびっちゃったんだけど、親が「○○さん、私の息子の××を連れてきました」とおじいさんに
語りかけた瞬間、目にスッと生気が宿って、凄い嬉しそうな顔になった。
ああ、この人、うちの親の事大好きなんだなぁ…と子供心に強く感じた。
思わず両手を差し出したらすぐシワシワの細い手で握り返してくれた。病人とは思えないような温かい手。
その後すぐに俺は部屋から出て待合用の椅子に座ってたんだけど、あの手の感覚はずっと残ってた。
後日、そのおじいさんが他界したという連絡が入った。末期ガン、しかも俺と親が会った時は
あと何日持つかという状態だったらしい。
あの面会、あの握手が最初で最後だった。

おじいさんの顔が今も頭に残ってる。あんなに弱って、自分があと少しで死んでしまうとわかっているのに。
あんな笑顔が出来るなんてな。







820: おさかなくわえた名無しさん ID:ax2IguJo

もうひとつ。連投スマソ

その待合の椅子で親を待ってた時、席の隅に、雑誌のラックの下に将棋盤と駒のケースが置かれているのを見付けた。
何もやる事がないから(この辺が子供)その将棋セットで時間を潰そうと考えた。
しかし対戦相手がいないしそもそも将棋の指し方なんて全然知らない(知らないのに取り出そうとする所がやはり子供)。
でも山崩しは知っていたので、早速それで遊ぼうと板の上に駒をザーッと盛り付けた。
突然、「ああ、そうじゃない」と後ろから声をかけられた。知らないおじいさんが立っている。
「こうやるんだよ。駒を箱に入れて、こう、パッとひっくり返して、静かに箱を取る」
「倒れてる駒は指で起こしてから取るんだ。音を立てちゃいけない」
知らないおじいさんは丁寧に山崩しの正しい?遊び方を教えてくれた。それが妙に新鮮な感じがして、親が来るまでの間
一生懸命そのおじいさんと山崩しをやったんだよね。
お互い自己紹介もしてない見ず知らずの他人同士だったんだけど、それが妙に面白かった。

それ以来将棋の駒を見ると親戚のおじいさんと知らないおじいさんの事を思い出すようになった。
今も独りで家にある将棋セットを取り出して山崩しやって遊んだりする。相変わらず将棋の正しい遊び方は知らないけど。



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[ 2015/08/28 21:30 ] 祖父母 | CM(0)

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