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新聞の隅に、「轢き逃げ。39歳のホームレス即死。」 と載っていたが、犬は知るよしもなかった。

【感動の】心温まるいい話3【大作】
57: ある犬の話1 2007/10/13(土) 11:19:40 O

その犬は捨て犬だった。
橋のしたの草むらに捨てられていた。
犬はひたすら鳴いた。
「拾ってくれ、拾ってくれ」と。
生まれながらに障害があり歩けない。
飢えと寒さに苦しめられ、鳴く元気すら失った。
(このまま死ぬんだ…)

その時、犬の目の前に毛むくじゃらで、
独特の動物臭い匂いがするおじさんが現われた。
「ありゃりゃ、犬っころが死にかけとる。」
犬は力を振り絞り、「クン」と小さく鳴いた。
おじさんは食べ物を分けてくれ、毛布も与えてくれた。
自分と同じ匂いがする、毛むくじゃらのおじさん。
犬は初めて人の暖かさに触れた。

その日から犬とおじさんは一番の友達になった。
おじさんは毎日来てくれて、餌をくれたり遊んでくれたりした。
「おめーのご主人さまはひでぇなぁ。
でもな、人間を恨むなよ。悪いやつばっかじゃねーんだ。」
犬はわかっていた。犬はおじさんのことが大好きだったから。
犬は今の暮らしが、とても幸せだった。







58: 2007/10/13(土) 11:20:52 O

ある雨の日。その日はめずらしくおじさんが来なかった。
犬は少し寂しかった。
おじさんは傘がないから来れなかったんだ、と思うようにした。
しかし次の日も、その次の日も、おじさんは来なかった。
だが犬は信じていた。明日になれば必ず来る、と。
新聞の隅に、「轢き逃げ。39歳のホームレス即死。」
と載っていたが、犬は知るよしもなかった。

おじさんが来なくなってから1週間が過ぎた。
犬は限界だった。
すでに鳴くことをやめ、目をかろうじて開けている有様だった。
だが犬は最後まで信じていた。おじさんが来てくれることを。

と、その時
「よぉ、待たせて悪かったな。」
犬は顔を上げた。そこには懐かしいおじさんの姿があった。
「心配かけたな。でもこれからはずっと一緒だ。

 さぁ行こう。」

犬は逝った。穏やかに、静かに、満たされながら。
最後に犬が見たものは幻想だった。
しかしそれは神のおこした奇跡なんかではない。


59: ほんわか名無しさん 2007/10/13(土) 16:48:41 O

(´;ω;`)心温まんないお…
すごく悲しい話だお…



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[ 2014/09/13 21:30 ] ペット・動物 | CM(0)

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