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落書きした後始末をする俺を、いつものように横で見張っていたばあちゃんは突然倒れた。

【感動の】心温まるいい話2【大作】
880: しょう ◆13s1wvfP.w 投稿日:2007/09/11(火) 22:38:05

俺のばあちゃんはすごく厳しい人で、 
いたずら好きでよく壁に落書きをしていた俺に、雑巾を持って「消えるまでご飯は抜きだよ!」 
っと言って横で俺が消すのをずっと見張っていた。 
子供だった俺はそんなばあちゃんが大嫌いだった。 
そしてあの日・・・またも壁に「880ゲット!」と落書きした後始末をする俺を、いつものように横で見張っていたばあちゃんは突然倒れた。

ばあちゃんはガンだった。子供の俺には理解できなかった。 
ばあちゃんは俺に「落書きは消したかい?ばあちゃん、最後まで一緒に見てあげられなくて、ごめんね」 
と言って、そのまま目を覚まさなくなった。 
訳がわからなかった。いたずらしたのは俺なのに。 
でも、思えばばあちゃんは俺がいたずらの後始末をしてる時、ずっと一緒にいた。 
自分もご飯を食べられなくても、一緒にいた。俺は思い切り泣いた・・・ 
ごめん、ばあちゃん。俺、あの落書きだけは消せてないんだ。 
あの落書きの横には、ばあちゃんがいる。そんな気がするんだ。 
あれから少し大人になった。それでも俺は、今でもばあちゃんを思い出して、こっそりと落書きする。 

「880ゲット」 







886: しょう ◆13s1wvfP.w 投稿日:2007/09/13(木) 23:38:45

オフィスビルが立ち並び、せわしなく歩く人々・・・その一角に俺はいた
大学を出て、そのまま無難に就職した俺は、毎日をただなんとなく過ごしていた
上司に怒られ、時には褒められ、たまに友人と飲みに行く・・・ただぼんやりと過ごしていた

通りの一角には、ベンチが置かれた簡素な公園があった。もっか、サラリーマンにとっての安息所になっていた
ベンチに腰掛け、一服していると、誰かが書いたと思われる落書きを見つけた
その落書きが、俺の記憶を走馬灯のように蘇らせた

「俺、サッカー選手になりたい!」
思い起こしてみたら、そんなことを言ってはばあちゃんにサッカーボールをおねだりしたこともあった
よく、ばあちゃんは俺に言った
「すごい人にならなくてもいい。悔いのない、自分の気持ちに正直な人生を歩みな。」
当時子供の俺には、まるで理解できなかった
思い起こされたその言葉は、今の俺の壁をバコッ!と思い切り破った

俺は走り出した。現実的に考えても、今からサッカー選手は難しい
でも最近俺は、会社の同僚を誘って、フットサルを始めた。今週末はチームの初戦だ
季節は秋の気配を感じ、先日の台風が夏の暑さで疲れた木々に潤いをもたらした
壁の落書きは、今ではもう消えかかっている。しかし、俺の中でその落書きは、何にも負けない輝きをもっていた

「886ゲット」



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